2ntブログ

お決まりな・・・

 お決まりな展開や結末で先が読めてつまらない。

 チャットで、とある商業エロ小説があらすじとお試し版を読めば、多くが大概が予想した通りの(テンプレートな)内容でつまらないような趣旨を自分で発言しつつ、じゃぁ、どうすれば面白いのかをつらつらと考察してみたりしてました。

 「先の読めない展開」「予想外の結末」があれば、面白いのだろうか?

 「読んでて納得のいく流れの上で」が必須で、支離滅裂や納得のいかないスッキリしないのはダメ、それであれば面白いといえるのか? 確かに面白い要素ではあるが、毎回毎回それを求められるのも、ネタ切れになって首が絞まるし、長期連載などでは全ての話で実現するのは無理でしょうね。

 そもそも、テンプレがいけないのか?

 「先を安心して読めるリズム感」「押えるべきところを押える話の流れ」「読んでて納得しやすい展開やキャラ設定」などなど利点も多い。

 パターン化である『水戸黄門』が毎話とも同じ話か?
 3つの話の傾向パターンを繰り返しているという話の『ゴルゴ13』がコピペ状態か?
 『刑事コロンボ』のような推理モノがどれも同じなのか? 

 基本的な部分が同じだとしても、その時々に趣向を凝らして楽しませている・・・と考えと、テンプレを「複製されたように同じような文章」と捉えるのでなく本来の英語の意味の「雛形」「鋳型」と考えるのが正解なのでしょうね。
 その「鋳型」の枠の中でも、やりようによっては面白くなるが、小さいところを変えただけでOKか? どこまで差を出せばよいのか? は難しいところで、感じ方も人それぞれでしょう。
 
 以上の考えからいくと、冒頭の商業エロ小説がつまらないと感じるのは、「展開が読めるから」ではなく、単純に「ドキドキ、ワクワクする所がない(満足できない、面白くない、価格に対して等価以上に感じない)」から・・・と結論に至りました・・・て、文章にすると長いですね(苦笑)。

 そんな結論を出してから、ふと「仕事などで同じような考察や結論に何度もなっているのに・・・」と思いつき、また何度も繰り返すであろうと自分に・・・苦笑いです(笑)。







コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

久遠 真人

Author:久遠 真人
 ようこそ、いらっしゃいました。

 ここは久遠 真人が主催するSM小説サイト『HEAVEN'S DOOR』の雑記帳的な位置づけのブログです。

 お戻りになる際は、右の【リンク】『HEAVEN’S DOOR』をクリックして下さい。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR